― オンライン配信やるなら絶対知っておきたい音声の基本

オンライン配信、Zoom セミナー、ゲーム配信、YouTube ライブ、ポッドキャスト…
どんな配信でも「音が悪いと一気にクオリティが下がる」って、皆さん一度は感じたことありませんか?

実は、音質を決める大きなポイントの一つが 「マイクの指向性」
これはもう、配信をするなら絶対に知っておくべき超重要な知識です。

「マイクって種類がいっぱいあってよく分からない」
「指向性って何? 強そうな名前だけど…?」
という人も多いので、この記事ではカジュアルに、でもしっかり理解できるようにまとめます。


■ 指向性ってそもそも何?

めちゃくちゃ簡単に言うと、マイクがどの方向の音を拾いやすいかを示す性質 のこと。

  • 正面の声だけ拾いたいのか
  • 周りの音も拾ってほしいのか
  • あるいは特定の方向だけカットしたいのか

用途によってベストな指向性はぜんぜん違います。

オンライン配信では「余計な音が入ると一気に聞きづらくなる」ので、
正しい指向性を選ぶことはめちゃくちゃ重要です。


■ 基本の指向性3タイプ

まずは、最低限知っておけばOKな3種類を紹介します。
これを覚えておけば、マイク選びの失敗はほぼ無くなります。


① 単一指向性(カーディオイド)

オンライン配信の ド定番。迷ったらこれ!

● 特徴

  • 正面の音を強く拾う
  • 横や後ろの音は拾いにくい
  • 騒音が多い部屋でも使いやすい

● どんな配信に向いてる?

  • 一人喋り(雑談・講義・ナレーション)
  • ゲーム配信
  • オンライン会議
  • ボーカル録音

自分の声だけをしっかり拾って、周りの音(キーボード音、家族の生活音など)を抑えたいなら絶対これ。

● 注意点

マイクの正面を口に向けないと音がこもる!
角度をしっかり合わせるのがポイント。


② 無指向性(オムニディレクショナル)

周囲の音を 全方向から均等に拾うタイプ

● 特徴

  • 正面・横・後ろすべての方向の音をキャッチ
  • 自然な環境音の録音に向いている
  • 会議用ミーティングマイクによく使われる

● 向いている用途

  • 複数人の会話を1本で拾いたい時
  • ラウンドテーブル形式の会議
  • 楽器や環境音を録りたいケース

● オンライン配信では注意!

一人配信には不向き。
キーボード音、エアコン、生活音…全部拾います。

配信では「無指向性は上級者向け」と覚えてOK。


③ 双指向性(バイディレクショナル)

前と後ろの2方向の音を拾うタイプ。

● 特徴

  • 正面・背面はよく拾う
  • 横方向は拾いにくい
  • 2人の対談に最適

● 向いている用途

  • 対談配信(向かい合わせの座り方で1本使用)
  • 取材やインタビュー
  • ASMR系の特殊な録音

● 注意点

横方向のノイズには強いけど、
後ろの余計な音は拾いやすいので設置場所の調整が必要。


■ 指向性だけじゃない!マイクの使い方もめちゃ重要

マイクの性能が良くても、使い方が悪いと台無しになります。
ここでは配信者がよくやりがちな失敗を回避するためのポイントを紹介します。


● 1:口との距離を「10〜15cm」にする

近すぎるとポップノイズ(ボフッ)
遠すぎると音がスカスカ。

ちょうどいい距離が10〜15cm。

「拳1個分」が目安。


● 2:マイクの向きを間違えない

特にコンデンサーマイクは、
どこが正面なのか を間違えると音が激変します。

横から声を入れてる人、めちゃくちゃ多いです。

  • 正面録りタイプ → 前面のロゴ側に向かって喋る
  • 上から録るタイプ(ダイナミック) → 頭に向かって喋る

型番名で検索すれば正しい方向がすぐわかります。


● 3:ポップガードやウィンドスクリーンは必須

特に配信だと以下の音が入りやすいです。

  • 息の吹かれ
  • 「パ・バ・タ・カ」の破裂音
  • 鼻息
  • 配信中のちょっとした動き

これを抑えるには
ポップガード(丸いフィルター)

スポンジカバー(ウィンドスクリーン)
が必須。

数百円〜1000円くらいで買えるので絶対つけよう。


● 4:キーボード音を減らしたいなら「単一指向性+角度調整」

キーボードの音が気になる人は、

  • マイクを口とキーボードの“間”からずらす
  • 斜め上から声を拾わせる
  • 単一指向性を選ぶ

この3点で劇的に改善します。

角度調整でノイズは想像以上に減ります。


● 5:コンデンサーとダイナミックも知っておこう(簡単に)

● コンデンサーマイク

  • 音が繊細でクリア
  • 声が綺麗に録れる
  • ノイズも拾いやすい
    → 静かな環境での配信向け

● ダイナミックマイク

  • ノイズに強い
  • 近距離でしっかり拾う
  • 遠くの音は拾わない
    → 生活音が多い部屋向け / ゲーム配信向け

「環境がうるさければダイナミック」
「音質を優先したいならコンデンサー」
という覚え方でOK。


■ 指向性×用途で選ぶベストマイクの組み合わせ

迷ったらこの表を参考にしてください!

用途ベスト指向性理由
一人配信(雑談・ゲーム)単一指向性周りの音を拾いにくい
オンライン会議単一指向性 or 無指向性個人なら単一、複数人なら無指向
対談配信双指向性1本で2人の声を自然に拾える
ポッドキャスト(一人)単一指向性声の解像度が上がる
複数人のラウンドテーブル無指向性全方向から拾える
ASMR双指向性+特殊マイク立体感が必要

■ まとめ:指向性を知ると配信は劇的にレベルアップする

オンライン配信で
「声が聞こえづらい」
「ノイズが多い」
「キーボードがうるさい」
といったトラブルは、実は指向性の選び方と使い方の問題であることがほとんどです。

正しい指向性=音質の8割を決める
といっても過言ではありません。

  • 一人配信 → 単一指向性
  • 複数人 → 無指向性 or 双指向性
  • 雑音多い部屋 → 単一指向性+角度調整
  • コンデンサーかダイナミックも用途で選ぶ

これだけ覚えれば今日から音質は確実に改善します。

「機材に詳しくない…」という人でも、
まずは指向性を押さえるだけで“配信がワンランク上の聞きやすさ”になりますよ。

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