リアルとオンラインを最大化する戦略

ハイブリッドイベントは、リアル会場とオンラインを組み合わせることで多くの参加者を集められる新しいイベント形式です。しかし、開催するだけでは集客は伸びません。リアルとオンライン、それぞれのターゲットに合わせた戦略を設計することで、初めて大きな成果につながります。本記事では、ハイブリッドイベントを成功させるための集客方法を総合的に解説し、主催者が押さえておくべきポイントを詳しく紹介します。


【1】ハイブリッドイベントの集客が難しい理由とは?

まず理解すべきは、ハイブリッドならではの“集客の壁”です。

  1. リアルとオンラインでターゲットが異なる
    会場参加者は「参加価値」「アクセスのしやすさ」を重視し、オンライン参加者は「手軽さ」「時間の自由度」を重視します。同じ告知では響き方が違います。
  2. オンライン集客は競合が多い
    オンラインイベントは全国の企業が開催するため、ユーザーは常に多くの選択肢を持ちます。そのため「内容の魅力」「時間の最適化」が必須。
  3. 告知チャネルの幅が広い
    SNS、LP、メール、広告、プレスリリース、会場周り…。効果的に使い分けないと情報が分散してしまいます。

これらを踏まえ、集客を最大化するための戦略を立てていきます。


【2】集客の基本戦略|成功するイベントには共通点がある

■①ターゲットを明確にする

「誰に来てほしいか」を明確にしないまま集客を始めると、情報は刺さりません。
例:

  • B2B向け:経営者、人事、マーケター、技術職など
  • B2C向け:興味関心(美容、健康、スポーツ)でセグメント
  • オンライン限定勢:地方、海外、時間制約のある層

ターゲットが明確になると、テーマ、告知文、集客チャネル、開催時間が決まります。

■②テーマは“超具体的”にする

抽象的なタイトルでは参加しません。
「対象」「目的」「メリット」が1秒で分かるタイトルが最も集客につながります。

例:
✕:○○セミナー
◎:「売上が1.5倍になった最新マーケ戦略を10事例で解説」
◎:「採用担当者が今日から使える“説明会改善テンプレ10選”」

■③申込み導線を整備する

ユーザーは迷った瞬間に離脱します。

  • LPは申込みボタンを複数配置
  • スマホでも入力しやすいフォーム
  • 個人情報入力は最低限
    この改善だけで集客数が1.2倍〜2倍に伸びることもあります。

【3】《事前》に行うべき集客施策

■1)SEO向け記事×コンテンツマーケティング

ハイブリッドイベントの検索流入は意外に多く、SEOを活用すると継続的な集客が可能です。
効果的なのは次のような記事作成です。

  • イベントテーマの専門記事
  • 課題を解決するノウハウ記事
  • 過去のイベントレポート
  • ハイブリッドイベントに関する解説記事
  • 業界トレンド記事

記事内で自然にイベント告知を入れることで、集客につながります。

■2)SNS施策(Twitter/Instagram/LinkedIn)

SNSは認知拡大に最適です。

  • 30秒動画でイベントの魅力を発信
  • スピーカー紹介を小出しに投稿
  • 過去の参加者の声を紹介
  • リンク付きの告知投稿を毎日継続
  • イベントテーマに関連するハッシュタグを付与

特にB2Bの場合はLinkedInが最も効果的です。

■3)メールマーケティング(最強)

実は集客率が最も高いのはメールです。
既存顧客・見込み顧客に向けて 3回~5回に分けて案内を送ると効果が上がります。

送るタイミング例:
1)告知スタート
2)1週間前
3)3日前
4)前日
5)開始1時間前(オンラインのリマインド)

■4)広告運用(少額でも効果大)

  • Google広告(検索意図が明確)
  • Meta広告(広い層にリーチ)
  • LinkedIn広告(B2B最適)

1万円〜でも十分集客できます。

■5)協業・業界メディアへの掲載

業界特化サイトやポータルサイトに掲載すると、ターゲット層に確実に届きます。
例:Tech系メディア、ビジネスニュース、業界団体のサイトなど。


【4】《当日》の集客・参加率アップ施策

ハイブリッドイベントでは「申し込みはしたのに参加しない」が起こりがちです。
参加率を上げるための施策は次のとおりです。

■①リマインドメールを複数送る

特にオンラインは効果絶大。

  • 前日
  • 当日朝
  • 開始1時間前

この3回で参加率は平均15〜30%上昇します。

■②アクセスURLを簡単に

  • ワンクリックで入れるZOOMリンク
  • スマホで参加しやすいページ
  • パスコード不要の設定(必要なら自動入力)

ユーザーが迷うポイントを徹底的に排除します。

■③会場誘導案内を分かりやすく

リアル会場参加者には、

  • Google Map
  • 受付場所写真
  • 迷いやすいポイント
    をメールで案内すると参加率が上がります。

【5】《事後》の集客施策|イベントは終わってからが勝負

ハイブリッドイベントの強みはアーカイブ活用にあります。

■①アーカイブ配信で追加視聴者を獲得

当日参加できなかった層に“後追い視聴”を案内すれば、総視聴数が大幅に増えます。

■②イベントレポートを記事化

SEO強化にもつながる重要施策です。

  • 当日のポイント
  • スピーカーの名言
  • 反響
  • 次回案内

これをブログとして公開すれば、継続的に流入が増えます。

■③次回イベント案内をセットで送る

イベント直後は関心度が最も高いタイミングです。
ここで次回の案内を行うと参加率が1.5倍になることもあります。


【6】ハイブリッドイベントの集客成功例

実際に多くの企業では以下の施策によって集客数が大きく伸びています。

  • SEO記事から月間100人以上が申込み
  • SNSでの短尺動画が拡散し申込みが数倍
  • メール施策だけで300名集客
  • オンラインとリアルのハイブリッドで参加率が60%超
  • アーカイブ公開で再生数が当日の3倍に増加

集客方法を体系化するだけで、数字は確実に伸びます。


◆まとめ|ハイブリッドイベントの集客は“設計”で決まる

ハイブリッドイベントの集客は、以下の3つを押さえることが全てです。

◎【1】ターゲット・テーマ設計

◎【2】事前の多チャネル施策

◎【3】当日・事後のフォロー施策

この流れを戦略的に組み立てることで、リアルとオンラインの参加者を最大化できます。

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