イベント演出の選曲方法

イベント演出の選曲方法

イベント演出では選曲が重要

今回はイベント演出に欠かせない音楽についての話を書いてみます。私は若い頃に「演出家の弟子」として様々な演出に携わってきました。「師匠」のアシスタントとしてイベントをする事や自分が演出家として1つのイベント全体を演出する事もありました。

そんな経験の中から選曲の重要性について多くの事を学ばせてもらいました。

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選曲でイメージが変わる

第一にイベントにおける選曲はイコール「イベントイメージ」につながるというくらい重要な事になります。あまり音楽を聴かない方にはピンと来ない方も多いとは思いますが、音楽で全体のイメージは驚くほど変わります。

例えば、下記の2つの映像をご覧ください。素材集サイトから適当にダウンロードした動画になります。2つの映像は同じ動画で音楽のみ別の曲を入れてあります。

同じ映像で選曲を変えてみました

選曲の違いで動画の印象が全く変わります

上記動画と聞き比べて下さい

いかがでしょうか?

動画の印象が違ったと思います。「そんなの音楽が違うから当たり前でしょう」と思った方は多いと思います。しかし、ご自身がイベントの担当者になったとき音楽の事まで頭は回りません。他の事で一杯になってしまいます。

「イベントの音楽は適当に・・・」と指示を出してしまうというのが一般的な流れです。

イベント演出は音楽から選ぶ

イベントの演出をする際に最近では「映像」が主流となっていますが映像作りをする際に一般の方は映像を作りながら音楽を考えています。しかしイベント演出全体を考えるとイベント全体のイメージを音楽で作り映像をはめ込む流れになるのです。

つまり、イベント演出では音楽選曲を先に考え、音楽のイメージに合わせて映像をつくり照明演出につなげるようになります。

イベントコンセプトと合わせた選曲

とは言え、ただ好きな曲を選曲すればよいという訳でもありません。イベント演出はイベントコンセプトに合わせた選曲が重要です。

「就職オンラインセミナー」というイベントに対して「静かなクラシック」という選曲では合いません。「就職」というキーワードがあるので「希望」「明るい未来」といった前向きなイキイキとした選曲をする必要があります。

イベントコンセプトはイベントの骨格というべき最も重要な要素です。骨格に合わせた肉付けの一部に選曲は大きく関わってきます。

聞こえていないようで聞こえている音楽

ここまでイベント演出の音楽の重要性について書いてきました。それでも「音楽なんて誰も聞いてないよ」という方もいらっしゃると思います。

音楽演出の手法には2つの選曲方法があります。

1つは「聞かせる選曲方法」もう1つは「雰囲気を作る選曲方法」になります。どちらの方法でイベント演出をするかによって相手に与えるイメージは全く変わってきます。

特にイベント映像制作に於いては映像の見せ方や内容も選曲1つで違ったものになると言っても過言ではありません。

「聞かせる選曲方法とは」曲の歌詞やメロディーが映像よりもインパクトのある曲を用いた場合に使われる手法です。例えば明治安田生命のCMなどは典型的な例になります。

BGMを聞かせる選曲をした映像

「雰囲気を作る選曲方法とは」ストーリーを見せる時に使う演出方法です。商品内容や映像内の事柄を紹介したい時などに用いります。例えばカロリーメイトのこのCMなんかがそういう選曲になります。

内容やストーリーを見せたい時の選曲

いかがでしょうか?イベントと選曲はとても深い関係性があります。「選曲なんて何でもいいよ」とは言わずに少しだけこだわってみてください。オンラインイベントでも通常のイベントでも選曲にこだわるだけでイベントのクオリティーがグッと上がります。是非お試し下さい!

オンラインイベント・イベント企画なら何でもご相談下さい。様々なアイデアからご要望に合わせた内容とご予算でご提案致します。

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