オンラインイベントでプロジェクターを使用する時の注意点

オンラインイベントでのプロジェクター使用

取り扱いで注意する点は

プロジェクター取り扱いの注意点

オンラインイベントやセミナー、学術発表会など発表をする時に必須のアイテム「プロジェクター」オンラインでは画面共有で資料を開き、リアル開催のセミナーや学術発表会などではプロジェクターにパソコンを繋げて講演をすることが多いと思います。電源を入れて、パソコンと接続できているかの確認をするぐらいで、何気なく使用しているプロジェクターですが、取扱いに気を付けたい点がいくつかあります。

今回は、よく聞かれる「急で電源がおちてしまった」時の理由についてご紹介していきます。

急におちる原因① プロジェクターに熱がこもり過ぎる(オーバーヒート状態)

プロジェクターは電源をいれたままにしておくと内部に熱がこもり非常に高温になります。そのため本体の熱を冷ますために空気の循環を行うような作りになっています。(プロジェクターに電源を入れると本体から風が出ている箇所があります。)

この循環を行っている部分を知らずに、例えばプロジェクターに布をかぶせたり、物を置いて空気の循環を悪くしたりすると、プロジェクターに熱がこもってしまい、本体を保護する目的で自動的に電源がおちることがあります。

急に電源がおちてしまった時は、まずこの原因をさぐってみましょう。

熱がこもったことが原因でプロジェクターがおちてしまった場合、すぐに復旧ができません。(しばらく冷まさないといけません)長時間使用する際は、使用しない時間は電源をおとすなど使い方を工夫しましょう。また、暑さなどの環境も要因にあげられるため、夏場の暑い時期はエアコン等で室温を下げてからの使用がおススメです。

急におちる原因② スリープモードになっている

プロジェクターには、スリープモードという機能がついています。(一部無いものもあります)これはプロジェクターにタイマーが設置されているようなもので、指定の時間になると自動的に電源がおちるようになっています。初めから設定されているもの、必要と思った人が設定している、など使用者により設定の有無がありますので、自分が使用する時は必ず確認しておきましょう。

スリープモードを「0」または「無効」などに設定すると解除され、自動的に電源がおちることがなくなります。

急におちる原因③ ランプ交換の時期

プロジェクターには水銀ランプやLEDランプなどが使用されており、このランプには使用時間により寿命があります。(電池などと同じですね)

標準的な時間をご紹介します。

◆水銀ランプ 約2000時間

◆LEDランプ 約20000時間

例えば、1回の使用に4時間かかった場合、水銀ランプだと500日、LEDランプだと5000日使用できる計算になります。

この時間を過ぎても使用できるプロジェクターもあるのですが、警告などが出ずいきなりランプがきれて使用が出来なくなることがありますので、早めの交換を心がけるようにしましょう。

プロジェクター本体には使用時間を記録するタイマーが内蔵されています。今どのぐらいの消費量かなどはメニュー画面から確認し、交換時期が近くなったら専用のランプを購入し交換をしていきましょう。

他にもプロジェクターにホコリやゴミがたまっていないか、電源の抜き差しの順番が間違っていないか、なども考えられますが、まずは上記3つを確認して原因を探っていきましょう。

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